ジークフリート
投稿日:2025年8月12日 更新日:2025年8月12日
- ゲルマン神話に登場する竜殺しの英雄。
- 北欧神話では「シグルズ(シグルド)」、中世ドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』では「ジークフリート」と呼ばれる。
北欧神話での設定・活躍
- 父シグムントの遺産の折れた剣を鍛え直して生まれた「グラム」(古ノルド語で”怒り”)という剣を使う。
- 愛馬はオーディンの愛馬「スレイプニル」の血を引く「グラニ」。
- 養父レギンの依頼で、財宝を守るファフニールという竜の討伐に向かう。
- ファフニールは倒し財宝を持ち帰る。竜は死に際にその財宝には呪いがあると告げたが、シグルズは聞き入れず持ち帰る。
- レギンが竜の心臓を食べたいと言うため、心臓を切り取った際に竜の血を舐めてしまう。
- 出典によっては、心臓を切り取る剣が「グラム」ではなく「リジル」、または心臓を切り取ったのがシグルズではなくレギンであるなどの違いがある。
- 竜の血の力により、全ての動物の言葉が理解できるようになる。
- 鳥の鳴き声からレギンが自身を殺し財宝を独占しようとしていることを知り、グラムでレギンを殺す。
- 自由の身となったシグルズは旅に出て、旅路の途中でブリュンヒルデという女性と出会い恋に落ちる。
- 出典によって理由は異なるが、最終的にブリュンヒルデを裏切ることになり、彼女の怒りによりシグルズは殺害される。